三大水城の今治城

愛媛県今治市今治城です。今治では吹上城、吹揚城(ふきあげじょう)と呼ばれ、香川県の高松城、大分県の中津城と共に三大水城と呼ばれています。写真の城と銅像は、夜のライトアップした写真で築城者の藤堂高虎です。三重の堀に海水を引き入れた特異な構造で、当時は海から堀へ直接船で入ることができるなど海上交通の要所今治らしく海を最大限に活用した城となっています。現在は本丸、二ノ丸、内堀と石垣等を残しています。天守閣は昭和55年10月に再建されたもので、市の観光と文化のシンボルとなっています。この堀では、流れ込む川がないのですが汽水で淡水魚のメダカ、くさがめの他、海の魚の両方の魚がいる大変珍しい所です。周囲にも珍しい希少植物等も生息しています。