千葉県我孫子市

千葉県我孫子市の名物といえば、まずは手賀沼だろう。



一時期は日本で一番汚い湖として名をはせたものだが、今は北千葉導水事業という大工事が完成して、利根川から水を流すようになってからずいぶんきれいになった。

きれいといっても、透き通るような透明感は望むべくもないのだが、それでも人間が水泳をできる基準を満たすほどになったというから驚きだ。



昭和30年代までは、本当にそこが見えるほど透き通っていて、子供たちが泳ぎながら魚を取ったりしていたそうだが、その後の高度経済成長期に宅地化が進みすぎ、下水道整備の遅れなどが原因で一気に汚れていってしまったのだ。



そんな手賀沼だが、湖畔には手賀沼公園というなかなかリゾートっぽい公園もあり、ボート遊びもできるから、ちょっとしたリフレッシュにはもってこいだ。

時折姿を見せる白鳥や、市の鳥であるオオバンも見ることができる。

ぜひ一度、訪れていただきたい首都圏のリゾートである。