大分の名物は

私が住んでいるのは大分県です。



ところで大分県の名物というと、たとえば食べ物にしても、ひと昔前までは「椎茸」に「かぼす」。



それに、名古屋のきしめんのように、長く伸ばして麺状にした後、ゆでてからだんご汁などにして食べる「やせうま」といった、どちらかというと地味なイメージのものしかありませんでした。



けれども現在では、全国でも知られている「関アジ」に「関サバ」、「城下カレイ」という魚があれば、下味をつけた鶏肉をカリッと揚げて天ぷらにした「とり天」も大分県の名物になっているなど、私としても自信をもって誇れる名物が増えてきているように思えます。



観光名所にしても、それまでは温泉で知られている別府くらいしかなかったものの、いまや九州の軽井沢と呼ばれているうえに、以前テレビで、ある旅行雑誌による調査で「行きたい温泉No.1」にも選ばれた湯布院があります。


また、湯布院からほど近い距離にある九重町には、長さ390m、高さ173m、幅1.5mの日本一の人道大吊橋の「九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりばし)」もあり、橋の中心には「日本の滝百選」にも選ばれた震動の滝や紅葉の絶景を見ることができることから、多くの観光客が訪れているといいます。



このように、私が子供だったころに比べると、現在の大分県には、全国にも誇れるような名所や観光名所が増えてきたように思いますね。