奥信濃と呼ばれるみゆきの地域

長野県のなかでも,有数の豪雪地域である飯山市の自慢をしたいと思います。自慢すべきは,なんといっても。雪の量の多さや,スキーやスノーボードに力を入れた誘客体勢は評価に価するものですが,この土地に住んでみないとわからないのが雪かきの楽しさです。確かに,連日の雪かきや雪下ろしは重労働であり,高齢者の世帯などを悩ませるものですが,若いうちならばこれを楽しめるようになって来るのです。積もったばかりの新雪の雪かきは,かいてもかいても降り積もる過酷な自然との闘い。踏み固められた圧雪の処理に頭を悩ませるうちに,それが完全な氷になると,今度はそれを割ってキレイにすることがこのうえない快感に思えてくるのです。飯山市には,消雪パイプが配備されているところが多いので,そういうところなら雪の捨て場所に困らないのもありがたいことです。