品質第一

土佐の高知は知る人ぞ知る和紙の名産地。
その昔、土佐日記で有名な歌人、紀貫之が製紙業を奨励したとか。
その薄さから、カゲロウの羽と呼ばれる土佐典具帖紙は世界で一番薄い紙です。
それは、国の無形文化財として指定されているほどです。
この紙を漉けるには長い年月の修行が必要なのです。
現代では、最先端の紙という分野でも携帯などの電子機器の中に使用される電解コンデンサという紙の種類では世界シェア70%を占める技術をもってます。
その技術も典具帖紙の技術が基本となっているのです。
高価な典具帖紙は手に入れにくいけど、手漉きのはがきや手漉きメモ帳などはお土産として、手軽に手に入ります。